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地方金融機関の課題とガバナンス

19件の発言
account_balance国会·財務金融委員会·2025.11.21
地銀問題

地方金融機関の経営環境悪化、ガバナンス強化、スルガ銀行問題を踏まえた監督体制について質疑

中川宏昌·議員
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地方金融機関が人口減少・企業数減少で貸出業務のみでは収益確保困難な構造的課題を抱えている現状認識を表明。
地域金融機関は、伝統的な貸出業務だけでは十分な収益を確保しにくい構造的に厳しい状況に置かれていると認識をしております。
#地方金融機関#収益環境#構造的課題
石田晋也·金融庁監督局長
chat_bubble 答弁
金利上昇による貸出利息増で収益改善傾向。資本基盤充実により金融システム全体の安定性を確認。
金利の上昇を受けた貸出利息の増加等によりまして収益は改善傾向にあるほか、総じて充実した資本基盤を有しておりまして、金融システム全体として見ますと安定している
#収益改善#資本基盤#モニタリング
中川宏昌·議員
bolt 追及
財務指標のみならず手数料依存度・高リスク資産増加・経営目標と現場行動乖離等の行動ベース監視を要請。
財務指標だけではなくて、手数料依存度の急上昇ですとか、また高リスク資産の増加、また経営目標と現場行動の乖離、こういった行動ベースの兆候に注目したモニタリングを是非とも行っていただきたい
#行動ベース監視#手数料依存#高リスク資産
石田晋也·金融庁監督局長
chat_bubble 答弁
行動様式・管理体制・ガバナンス等を多角的にモニタリングして健全性確保を図る必要性を認識。
いろいろな角度からモニタリングをして、健全性の確保ということを図っていかなければいけないというふうに思っております。
#総合的監督#ガバナンス#健全性確保
中川宏昌·議員
help 確認
経営トップによる無理な営業・ルール逸脱禁止の明確なメッセージと内部監査・コンプライアンス機能の実効性が重要。
経営トップが現場に対しまして、無理な営業はするなとか、また、ルールから外れることは絶対に許さないというメッセージを明確に発して、内部監査またコンプライアンス機能が実効的に機能することが私は重要ではないか
#ガバナンス評価#内部管理体制#組織文化
石田晋也·金融庁監督局長
chat_bubble 答弁
多くの地域金融機関で内部監査高度化が進展する一方、一部機関は従来の事務不備監査に終始し改善余地。
多くの地域金融機関で、内部監査の高度化について経営陣等と内部監査部門が議論して、自らの規模、特性に応じた取組を進めている状況も見られますが、他方で、一部の金融機関におきましては、内部監査が従来の事務不備監査に終始している
#ガバナンス機能#内部監査#高度化
中川宏昌·議員
bolt 追及
経営層メッセージの曖昧さ・内部監査独立性不足・問題指摘困難な組織風土の重複が不正顕在化要因。
経営層のメッセージの曖昧さですとか内部監査の独立性の不足、また、問題を指摘しづらい組織風土、これらが重なったときに不正が顕在化するという傾向が出ている
#組織文化#不正防止#実態評価
片山さつき🔷自民·財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
chat_bubble 答弁
スルガ銀行の法令遵守・業務運営態勢の組織的問題を背景とした投資用不動産向け融資の多数不正行為を確認。
法令等遵守態勢や業務運営態勢等における組織的な問題を背景に、今御指摘のありました、いわゆるシェアハウス向け融資やアパマン向け融資を含む投資用不動産向け融資につきまして多数の不正行為が行われていた
#スルガ銀行#組織的不正#業務改善命令
中川宏昌·議員
bolt 追及
二〇一五年段階での検査により被害半減可能性。明確兆候下での行政の迅速対応不備を問題視。
二〇一五年の段階で金融庁が検査に入れば被害は半減していたかもしれない。また、明確な兆候があったにもかかわらず行政が迅速に動けなかったのは問題ではないか。
#初動対応#通報件数#早期察知
石田晋也·金融庁監督局長
chat_bubble 答弁
苦情・相談情報を深刻な問題として活用できず早期察知に失敗。大いに反省すべきモニタリング課題と認識。
当庁のサービス員に寄せられました苦情、相談があったわけでございますけれども、これを私どもが当行の深刻な問題だということで活用できなかったということは、我々として大いに反省すべき点だというふうに認識しております。
#反省#モニタリング課題#早期察知不能
中川宏昌·議員
help 確認
当時の情報分析・連携・異常検知の仕組み課題は否めない。現在の通報検知体制強化状況を確認。
当時、情報分析、情報の連携、異常検知の仕組みの課題、これがあったことは否めないというふうに思っております。
#通報検知体制#体制強化#改善状況
石田晋也·金融庁監督局長
chat_bubble 答弁
二〇一八年十月にコンプライアンス・リスク管理基本方針を策定し苦情・相談情報の傾向分析強化等を明文化。
二〇一八年の十月に私どもの方でコンプライアンス・リスク管理基本方針というものを作りまして、そこには、金融庁に寄せられた苦情、相談等の情報を分析する際に、個別の内容にとどまらず、類似の情報と合わせた傾向をしっかりと考慮すること
#基本方針#苦情分析#モニタリング強化
中川宏昌·議員
bolt 追及
シェアハウス・アパマン問題で不正構造・被害深刻度同一にも関わらず救済水準格差は法の下の公平性から疑問。
不正の構造は同じで被害の深刻さも同じであるにもかかわらず、救済の水準だけが大きく異なるのは、これは法の下の公平性の観点から見ても私は疑問に思っております。
#救済格差#法の下の平等#アパマン問題
石田晋也·金融庁監督局長
chat_bubble 答弁
シェアハウス向けでは裁判所による定型的不法行為認定でスルガ銀行に損害賠償債務発生、アパマン向けは未認定。
シェアハウス向けの融資につきましては、こちらは民事調停で行われてきたわけでございますけれども、その当時、裁判所から、シェアハウス特有のリスクについて十分に検討しないまま融資が実行され、債務者に対して高値づかみの損害を与えたことなどを理由に、スルガ銀行に、これはいわば案件の個別性ということを問わないで、定型的な不法行為に基づく損害賠償債務が生じる
#定型的不法行為#損害賠償債務#裁判所認定
中川宏昌·議員
bolt 追及
物件種別の表層的違いのみで不正の核心部分に本質的相違なしとして救済格差の問題性を指摘。
唯一、表層的な形式としてシェアハウスかアパート物件かという違いがあるだけで、不正の核となる部分、この部分に違いはほぼないというふうに思っております。
#構造的同一性#被害メカニズム#表層的違い
石田晋也·金融庁監督局長
chat_bubble 答弁
スルガ銀行から調停成立見通し極めて乏しい案件の一部について調停不成立上申書提出意向を事前把握。
スルガ銀行からは、今年の九月までに裁判所から示された調停成立に向けた和解案や見解といったものを尊重した結果、裁判所によってスルガ銀行の不法行為が認められる可能性が低く、調停が成立する見通しが極めて乏しいと考えざるを得ない案件のうち、一部については裁判所に調停不成立の上申書を提出する意向があるという話は、私ども事前に聞いていた
#事前把握#報告徴求命令#個別対話
中川宏昌·議員
bolt 追及
調停進展阻害の実質要件として銀行・業者共謀の被害者立証責任と証拠の銀行側保有によるアクセス制限を指摘。
調停が進まない最大の理由、これは二つの実質的要件だというふうに思っております。まず一つは、銀行と業者の共謀を被害者自身が証拠で立証しなければなりませんけれども、証拠の多くは銀行にありまして、被害者はアクセスできません。
#立証責任#証拠アクセス#調停実務
石田晋也·金融庁監督局長
chat_bubble 答弁
裁判所判断未提示事項での調停プロセスへの直接介入・指導は困難。調停への誠実対応確認が監督の限界。
裁判所の判断が示されていない事柄に対しましては、私どもといたしまして、裁判所における調停プロセスにある事案に直接介入するようなこと、直接に指導するということが難しいということについては御理解いただければというふうに思っております。
#調停プロセス#直接介入困難#誠実対応
中川宏昌·議員
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多数被害者残存下で金融行政による銀行への適切姿勢・取組促進と金融庁の積極関与を要請。
いまだ多くの被害者がいらっしゃいます。金融行政といたしまして銀行に一定の姿勢や取組をしっかり促して、金融庁としてしっかり関与していただきたい
#被害者救済#金融行政#関与要請
結論
答弁での約束
地域金融機関の経営環境、リスクテイク、リスク管理体制等について引き続きしっかりモニタリングしていく
内部監査の高度化取組を進めていくようにモニタリングを進めていく
スルガ銀行が債務者に寄り添った対応を取るようにしっかりと指導する
調停への協力、誠実な対応が取られているかについて確認の上、必要な対応を行う
支援策が着実に実施されていくかを含めてしっかり確認し、様々な債務者の事情を十分配慮した解決になるよう引き続き監督する
description 出典:国会会議録 smart_toy AI要約:Claude(事前生成)